メモ

「女騎士の忠誠」

「皇帝陛下の小間使い」のセルフ異世界パロディ
誰が誰かはいちいち書いてませんが、設定と名前から類推して下さい。

*主人公:アミーユ(女/19歳)
 初の女性として最上位騎士に昇格。
 騎士はそれぞれの階位に見合った忠誠を誓う相手を選ぶ。
 最上位騎士は国内すべての人物が対象になり、皇帝陛下すら対象とすることができる。
 そんな中、アミーユが忠誠を誓う相手として選んだのは幼なじみで妹分でもある「皇帝陛下の小間使い」カリヤ。
 カリヤを奪った陛下が憎い。打倒陛下、死んでほしい人リスト最上位は陛下。
 陛下を懲らしめるためなら自ら汚れ役を買って出ることも厭わないほど世界で一番皇帝陛下が大嫌い。

「申し訳ありませんが、わたしの心の平穏と、カリヤの貞操のために、ちょっと死んで下さいませんか?本気で」


*カリヤ(女/18歳)
 アミーユの幼なじみ。アミーユのことを「アーミちゃん」と呼ぶ。
 下級警備兵の末娘。
 アミーユの付き人として15歳で王宮に上がる。
 何故か皇帝陛下に見初められ、半ば強引に「皇帝陛下の小間使い」として召し抱えられる。
 天然ぼけぼけ。小柄。常に笑顔をたやさない王宮のマスコット。

「アーミちゃんは世界で一番好きな女の人で、ミカエル様は世界で一番好きな男の人なの」


*ミカエル(男/26歳)
 不思議な力に守られた小さな島国の皇帝陛下。超平和すぎる国にあって必要以上のカリスマ性をもつ。
 非常に冷めた性格で、自分に厳しく他人にも厳しく臣下たちからは「あの人超冷たいよねwマジこわい(笑)」と恐れられている。
 23歳まで他人というものに一切個人的な興味を持たずに生きてきたが、
 たまたま王宮の庭でばったり鉢合わせした小動物じみたカリヤをいたく気に入り、そのまま周囲の呆れも無視して無理矢理自分の小間使いに。
 カリヤへの恋心は自覚していない様子。

「これはお前の”もの”ではない。俺の”もの”でもない。俺の”小間使い”だ。手出しは許さん。触るな。汚れる」


*ハーク(男/27歳)
 宰相。いつも笑顔。食えない男。超平和すぎる国にあっては勿体ないほどの切れ者。
 陛下のことを敬うフリをして実は単におちょくって楽しんでいる。

「え?別にいいですよ、陛下がいなくても会議はどうにでもなりますから。今日の議題は最近とみにボケが進んだ王立学院の学院長をどうやって穏便に隠居させるかってことくらいですし。それよりさっさと2人の関係を進めてくれませんかね?全国民5千人があなたがプロポーズにどんな言葉をかけるのか、賭の行方を今か今かと見守っているんですから」


*ドーラ(女/25歳)
 皇帝陛下の4人いる側室のうちの一人。
 王宮仕えの幼なじみの近くにいくために後宮に入る。
 陛下の側室は全員正妃になる気は皆無。
 側室=別名「側室という位を与えられた自由恋愛を楽しんでいる女性外交官」
 カリヤを気に入っており、しょっちゅう後宮でお茶会を開いては呼びつけて愛でている。

「は?わたしたちの中から正妃を選ぶ?馬鹿ぶっこいてんじゃないわよ!死んでも嫌よ!断固拒否するわ!!」

 
*マーシャ(男/22歳)
 1級騎士。アミーユの強さに惚れ無謀なアタックを繰り返しているがことごとく玉砕している。

「好きです!惚れました!あなたの剣の錆すら羨ましく感じるほどあなたを愛してます!」
「だったらお前も私の剣の錆になるか?」
「本望です!!」
「失せろ!変態!」


こんなのも考えてみた

「蝋人形姫と猫王子」

*トゥワ(女/15歳)
 3歳のとき拾われ養女になる。心に傷を負っているのか、常に無表情で口数が少ない。それゆえ町の人からは「蝋人形姫」と呼ばれる。

「…………………………いいえ、これはパンではありません。鉛筆です」


*ミール(男/16歳)
 どっかの国の末王子。優秀な姉に「跡継ぎ問題に発展されるとうざいから、あんたどっかに婿入りしてくんない?」と言って国を追い出された。
 綺麗な顔をしているが思ったことがすぐに顔に出るうえ口が悪いのが玉に瑕。
 1億人に一人と言われる、頭にネコ耳が生えて耳が4つというなんだか笑える奇病の持ち主で国民からは「猫王子」と呼ばれて馬鹿にされ親しまれている。

「ちょっと待てよ!よく考えたらこの国、王女いないじゃん!王子だけじゃん!俺何しにこの国に来たんだよ!マジありえねーーー!」


*エイス(男/18歳)
 トゥワの双子の義兄。剣技が得意。あまのじゃくな性格でトゥワのことが好きなのに素直になれずに意地悪ばかりしている。

「ご、誤解するなよ!別にお前に喜んでほしくて買ったわけじゃないんだからな!なんだか物欲しそうな顔でコレを見てたから、可哀想だと思って恵んでやってるだけなんだからな!」


*ヒース(男/18歳)
 トゥワの双子の義兄。頭がいい。素直な性格でトゥワを優しくフォローしているが、奥手すぎるために想いを伝えられずにいる。

「遠慮なんかしなくていいんだよ。大切な人に優しくするのは当然なんだから。………あ、も、もちろん、”大切”っていうのは家族として、義妹としてで、変な意味ではないから安心して!」


こっちは元ネタとあえてキャラ設定を変えてみた。
永久兄弟のキャラが崩壊しすぎてて気持ち悪い(笑)

「ちょっと正気に戻れや!」
「いや、いいぞもっとやれ!」
などなど、ご意見感想がありましたら拍手からどうぞ(笑)